購入したのはiPad Pro 11インチ (第2世代) 256GB wifi + Cellular
A14系(?)搭載の5G対応iPad が年内に出るという噂もある中、2018モデルのマイナーチェンジ版を購入した理由は以下の通り。
①動画編集しても十分なA12Zを搭載
②全容量でRAM6GB搭載
③5Gは時期尚早
④フルモデルチェンジが予想されている2021モデルは高額になる(という個人的予想)
⑤いい加減Apple Pencilの充電から解放されたかった
それぞれの項目について
①動画編集しても十分なA12Zを搭載
旧モデルのA12Xの時点で動画編集に使ってる人がいることからA12Zでも十分。そもそも動画編集はしないしどちらかというとAffinity Designerがグリグリ動いてくれればよし。iPad 6thでも使用していたがごく稀に重さを感じる程度だったので、A12Zもあれば十分動くと判断。
②全容量でRAM6GB搭載
2018モデルは1TBのみ6GB搭載でそれ以外は4GBだったが、2020モデルは全容量6GB共通になった。しかも端末価格が値下げされた。
③5Gは時期尚早
これはiPadに限った話ではないが、当面の間は5Gは局地的どころか局所的にしか使えない。4G LTEの商用サービス開始の頃に発売された4G対応端末の多くは、(繋がりもしない)4Gの電波を掴もうとするためにバッテリーの持ちがいちじるしく悪かった(※)のでわざわざ無理やり4Gを無効にして使用していたことから、程度の差はあれ5G初期も同様の問題が予想される。(※:当時のSoCは4Gモデム非統合型で、4Gよりも非統合型だったことの方がバッテリー持ちの悪さに影響していた気がする。)
④フルモデルチェンジが予想されている2021モデルは高額になる(という個人的予想)
5Gだけで無くminiLEDディスプレイ搭載の噂もあり、これらが実現すると端末価格の高騰が容易に予想できる。miniLEDディスプレイは製造コストが液晶よりも高いと言われており、低コストで製造できるようになるまでそれなりに時間がかかりそうな気がする(勝手な憶測)。
⑤いい加減Apple Pencilの充電から解放されたかった
結局のところこれ。説明不要。
フィルムはApple Pencilの使用を考えてPCフィルター工房のペーパーライクフィルムにした。以前使っていたのは普通の安物のフィルムなので他のペーパーライクフィルムと比較して使い勝手がいいかはわからない。タッチ感覚は結構ガサガサで、触りごごちはあまり良いとは言えない上に、ディスプレイのにじみもかなりあって慣れるまで時間がかかりそう。某FPSゲーをやると親指が削れそうなので、ペン先も同様に磨耗しやすい気がする。
書き心地を良くするためにフィルムを貼るのではなく、ペン先を変える方向性もいつか試してみたい。
端子はUSB-C 1ポートのみになっておりイヤホンジャックがないので、iPad Pro専用(と言っても過言ではない)Baseus Hubを購入。これによりUSB-A、C、SD、microSD、HDMI、3.5mmの機器を直接接続できる。注意点としては、3.5mmは4極のマイク入力に対応しており、ここに3極のマイクなしイヤホンを接続しても本体側のマイク入力が無効のままであることと、USB 3.2 Gen 1(= USB 3.1 Gen 1 = USB 3.0) までの対応で、10GbpsのUSB 3.2 Gen 2 (=USB 3.1 Gen 2)には対応していないこと。 また、ケーブルがかなり固めに作られているのでiPad Pro 11インチではiPadとの接続部分がかなり窮屈である。本体側のマイク入力については、USB-AまたはCにUSB DACを接続した場合は使用できるようだ。
↑端子付近には結構負荷がかかってそう
Baseus Hubの充電ポートは60W入力のため、消費電力の大きい機器を繋げられる。ポータブルm.2SSDはsurfaceのUSBポートでは電源不足で使用できなかったが、USB-PDの給電があればUSB-A接続でも使用することができた。
Baseus Hubを使うとなると、使用できるケースも限られてくる。側面まで覆うタイプのやつは厚みが増すので使えず、基本的にSmart Folio系(とそのパクリ商品)しか使えない。今回はESRのこのケースを購入した。
このケースはペンカバーが付いていて、カバンの中でペンが分離することがないという安心感がある。しかしペンカバーは本体側ではなく蓋側についていると使いやすかった。思いのほか蓋の磁力が強く、スムーズに開け閉めがしにくかったので取手がわりにしたかった。
↑ペンホルダーを引っ張って開けたくなる
このケースでiPad Proを立てて使用するときはBaseus Hub が変に干渉することはないが、寝かせて使用するときはカメラ側が浮いてしまうので使いにくい。Baseus Hubと同サイズの台を噛ませるか、Apple Pencilを使うときにはHubを外して使うかのいずれかが必要になる。
↑カメラ側の角が低くなっているため安定しない
総評
iPad 6th + Apple Pencil(Gen1)からの乗り換えで、正直できることの範囲が広がったわけではないので今まで通りに十分使える。個人的にUSB-Cの対応よりもペンの充電のイライラが解消されたのが一番買ってよかったポイントだった。
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