2021年4月5日月曜日

楽天モバイルを契約した話

 楽天モバイルの1年間完全無料キャンペーンが4/7で終了するとのことで、駆け込み契約した。

申し込み

使用する端末はiPad Pro(SIMフリー版) またはGalaxy Note20Ultra(SC-53A;以下Galaxy)を想定しているため、eSIMではなく物理SIMで申し込んだ。申し込みは4/2で4/4には受け取れたので、非常にあっさり入手できた。流石3日で254万とは格が違う


開通

同梱されていたスタートガイドに従えば特につまづくところはなかったが、GalaxyでSIMロック解除しテストしてみたが常に圏外で一向に電波を掴まない。自宅は楽天自社回線エリアに入るか入らないかのギリギリのところだったので、使えるレベルではないにしろアンテナ1本ぐらいたつかと思っていたのでこれは想定外だった。
一方、iPad Pro にSIMをさしたところ電波を掴み、ちゃんと通信することができた。まさかと思って調べたら、iPad ProのSIMフリー版はB18/26対応なのでau回線につながっていたようだ。
念のため、楽天のエリアマップを再度確認してエリア内へ移動してからGalaxyでテストしたところ、無事圏内になり通信できた。

Rakuten LINK

楽天モバイルのキャンペーンに、回線契約で5000p付与というのもあるのでその条件を見た所、Rakuten LINKを使用してメッセージまたは通話する必要があるとのことで、早速設定と通話をしてみた。通話品質はVoLTE>Rakuten LINK>LINEで、イメージとしてはマスクをもう一枚かけて喋っているような感覚があった。ここからさらにTWSイヤホンでの通話などを考えるとさらに音質は悪くなると予想される。しかしLINEのように回線状況によって起こる音飛びやケロケロボイスっぽくなることはなく、聞き取りやすさを損ねない範囲でVoLTEより品質が劣るぐらいだ。これで国内通話料無料だから十分に許容範囲と言える。

速度測定

基地局から大体1Kmほど離れてひらけた場所でテストしてみたが、DL50~60Mbps、UL10~20Mbpsぐらいで十分実用的な速度だった。これで使い放題¥3278は価格破壊。同じ場所でドコモ(5Gギガホプレミア)に切り替えて測定したところ、DLは倍~3倍近く速くなった。流石3日で254万とは格が違う
速度差があるものの、使い放題であるという利点は非常に強力であると感じた。問題は1日10GB規制だが、クラウドで大容量データの出し入れなどをしないかぎりは基本的には引っかからないと思われる。


問題はやはりエリア

Galaxyで楽天エリアを捜索中、自社エリア内でも余裕で圏外になる場所がかなりあって、かと思えば急にアンテナピクトがフル表示になったりと格差がかなりみられる。エリアかどうか、よりもさらに本質的な基地局がどこにあるかを楽天自社回線エリアを利用できるかの判断としたほうがいいと感じた。
また、楽天モバイルの対応状況確認のページを見ると、同じGalaxy Note20Ultraでもau版は4G回線利用可にも関わらず、ドコモ版ではSMSしか利用できないことになっている。ここから言えるのは、パートナーエリア回線(B18/26)に対応したスマホは4G回線利用可と表記されるようだ。クレームを避けるためだとは思うが、自社回線だけではやっていけないと公言しているようなもので、せめてSMSのように自社エリア/パートナー回線エリアで表記を分けたほうがいいように感じる。


楽天モバイルの取扱機種

取扱機種をざっと見ると、ハイエンドモデルに乏しくミドル~ミドルハイのスマホが目立つ。ハイエンドモデルがないわけではないが、型落ちだったり訳ありだったりとわざわざ購入するほどのものはない。一方で月額制の保証サービスがあるため、ミドル~ミドルハイのスマホを狙って購入するのはMVNOのセット販売にはないメリットがある。
すでに持っている機種をSIMロック解除して使うのもアリだが、パートナーエリア回線で利用することも考えるとau端末しか選択肢がないのがネックになってくる。(VoLTEが始まる前まではauの端末はSIMロック解除しても価値がなかったが、こんなところで予想外の価値が生まれるとは…)

0 件のコメント:

コメントを投稿