2016年12月7日水曜日

DENON AH-D1100 改造 その2 デタッチャブル化(mmcx)

前回に引き続き、です

前回はこの写真のように、3.5mmのモノラルジャックがハウジング内にきれいに収まらないという話で諦めて4極化のみの改造でした。



今回はふと思いついてmmcx化してみたので方法をまとめます。

まずハウジングを開けます。
イヤーパッドを取り外し、ネジを外すんですが…
近くにドライバーがあるのでネジが吸い込まれないように注意してください。
かなり強力に張り付いて取りにくいです(笑)


続いて、mmcxコネクタを設置する位置です。
前回は、この位置に3.5mmのモノラルジャックを入れようとしていて、mmcx化の場合は左右10cm程度残してmmcxを付けるつもりでいたので、ここにピッタリハマる長さだとは気づきませんでした(笑)


ここに付けると幾つか利点があります。
①mmcxのメスのカバーがいらない
ハウジングから飛び出さないので、見た目もキレイです。
②リッツ線のハンタ付をしなくていい
ドライバから直で着け直すので、あまりの線材で十分です。
③mmcxのはんだ付けが多少雑でも絶縁さえしておけば大丈夫
後述するように、溝にしっかりはめることができるので、コネクタと線材のハンダ部分に負荷がかからない
④mmcxが固定されればホットボンドすら不要
などがあります。

肝心の、溝にはめる方法ですが

この部分

にうまく突起部を入れることができたら固定できますね。

で、今回取った方法は


ハンダをストッパー代わりにする


ということで完成品がコレ

汚ねぇ…

作り方は、赤い部分をヒートクリップ等で挟んで

※画像はイメージ
青いところにハンダを乗せる
クリップ台があるなら、mmcxの足をクリップ台のクリップで挟むと他のところにハンダがつきにくい。
高さは感覚で調整

できたら位置を合わせて、余分なところはカッターで削り、完成!!


写真使い回しでごめんなさい…





できたらあとは線材でつなぐだけ
今回使ったmmcxは以前DN2000に使ってたもので、かつ今回ハンダを乗せるためにかなりの加熱をしているため、根本の強度が不安なのでチューブで保護をする。

今回つかった線材は102SSCで、AWG22のものです。
あとはハウジングをしめて完成!!


予想以上にキレイにできて嬉しい

ただ、mmcxの持ち手が太いと入りにくいかもしれないので
太かったらどちらかを削るしか無いですね。まあ入らないというほどのものでもありませんが…

とりあえずリケーブルしてみた感想ですが、やっぱりPure OCCと銀メッキOFCのコンビが一番いいですね。満足です。
次は8芯リケーブルを試してみようかなと思います。
あとタッチノイズがやっぱりしますね。ヘッドホンでもあるとは思ってなかったです(笑)











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