2016年10月2日日曜日

格安ハイレゾDAP 「SEIUN Player EX-2」 レビュー

中古で売っていたので、衝動買いしました。欲しかったというよりか物珍しさですかね。

化粧箱


本体


シンプル。中央の穴はスピーカー(いらない)。
右に有機ELディスプレイ。表示内容はファイル名、音量、
時間、サンプリング数、ビット数。日本語表示可能。





上部には左から Home/Back/Next/再生
Back/Nextは長押しでVol+/-、再生は長押しでPow。




下面にはUSB-microBとSDカードスロット。



右面には上から(上の写真では左から)Mic/3.5mm/LED

使い勝手
 そもそもカラーディスプレイを持たないシンプルなプレーヤーを買ったのが初なので、類似品と比べようがないが、気になった点を挙げていく。

 ・再生がフォルダー単位のみ
 プレイリスト機能が無いため、最下層の1フォルダのみしかシャッフル再生できないのはいくら価格帯を考えてもちょっとひどすぎる。

 ・ファイルリストがややこしい
 どうやら内部処理でタグは認識しているらしい。アルバムアーティスト順にソートされている気がする。

 ・ディスプレイが小さいため、お気に入りの曲を探しにくい。

 ・SDカードは使用前にフォーマット必須。
 最近はSDカードの値段も下がってきているし、何より32bit音源を入れる必要が無いのでそれほど大きい容量はいらないと思う。

 ・m4aファイルの再生が安定しない?(検証不足)
 先日youtubeから無劣化変換して作ったm4aファイルの特定部分より後ろが音割れするという減少が起きている。このファイルはPCやUAPPで再生できることを確認している。CS放送のtsから抜いたm4aファイルでは確認できなかったのと、毎回特定の場所から音割れが起きるので、ファイルの問題の可能性も高い。

 ・充電中は曲再生がとまる
 コスト的に充電中の回路を入れなかったのかな?と思う以外考えられないが、どうやら仕様のよう。ただハイレゾで10時間、非ハイレゾで20時間の再生が可能なので、充電忘れとかがない限り気にする必要はないと思う。

 ・スマホのノイズを受けやすい
 触った感触から、まあノイズ対策は皆無だろうなと思っていたが案の定、スマホと近づけるとバリバリ音が聞こえる。ただGALAXYに近づけたときなので、ほかのスマホを使っている人にはあまり関係無いかもしれない。GALAXYはなぜかノイズがひどい。ただPHAではなくDAPなので、わざわざスマホと重ねる必要は全くない。


音質について
 いろいろなレビューを見ているとiPhone直差しよりもマシ、という意見が多くみられる。自分はiPhoneを持ってないのでその観点から見ることはできないが、GALAXYS 6と同等程度だと感じた。解像感や音圧はGALAXYのほうがやや勝ってる気がする程度で、遜色は無い。気になるのがホワイトノイズ。DN2000ではやや目立つ程度だった。解像感がないと感じたのもホワイトノイズのせいかもしれない。低音は沈み込みが足らず、人によっては物足りない音に感じるかもしれない。
逆にあっさりめな音色で、ながら聞きにはちょうどいいと思う。僕クロを挟むとより輪郭を感じられる。と思う。(なにせ4極化したDN2000だと僕クロ挟まなくてもわりと定位がはっきりしているので差は僅か)

総評
音自体は悪くないというよりか価格帯で言えば全然アリだと思うが、普通のスマホでもEQなどが使える点を考えると、なくてもいいかなという気もする。
「ハイレゾプレイヤー」という謳い文句に課金している感じか。

以上です。









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