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このアプリのポイントはソニー製なのに、他社製のUSBDACが使える点。
本来の用途ではない?のかもしれないけれど、使えるものはどんどん使っていけばいいと思う。
AndroidのUSBDAC用アプリの定番である「USB Audio Player Pro」も元は録音アプリの再生機能から始まったし…
早速、USBDACを接続し、アプリを起動していく。

とりあえず同意。
話はそれるけど、よく「この画面出てきちゃうんだけどどうすればいい?(選択肢はOKとか同意とかSubmitとか)」って聞かれることあるけど、聞く方の神経がわからん…ま、慎重なのはいいことだけど、慎重っていうのとはまた別問題な気がする。

本来の用途は、ネットワークプレイヤーのリモコンのように使う(?)らしい
今回はネットワーク一切使用しないので、「このモバイル機器」をタップする。
画面右上の︙より、アプリ追加なるものができ、オーディオの出力先が選べるらしい。
もしやと思ってやってみたが、出力先に(他社製の?)USBDACは選べない模様。



マイライブラリを押すと外部ドライバーの認証画面が出てくる。
次に曲一覧が表示される。
なお
・プレイリスト非対応
・全領域スキャン
という使い勝手ゴミ仕様。

設定画面が非常に面白い。
一番下の「モバイル機器のサウンド設定の利用」は、OS内臓のコーデックで再生するという意味。なのでオンにしてしまうと(USBDAC非使用時は)本体プリインのメディアプレーヤーを使うのと全く同じになってしまう。自分の使ってるGALAXYシリーズはALAC非対応なので、当然ALACが再生されなくなる。



設定の「サウンド」ではイコライザ等の調整ができる。
が、USBDAC使用時は使えない。ゴミ。
DSEE HXはソニー系のDACじゃないのによく使えたな、とここだけは感心した。
「出力設定」ではDSDの再生方式を決められる。毎回思うんだけど、DoPがいかにもDSD nativeじゃないような書き方はいい加減やめてほしい。
というかDSD nativeのポタアンって調べると基本ASIO環境下でのことしか引っかからないんだよね…ついでにASIO環境下でもDoPは使えるし。もうぐちゃぐちゃ。


念のために再生中の写真を。
黄色は88.2Khz、ピンク(マゼンダらしい)はDSD128(5.6Mhz)以上を表してるので、
前回まとめた際に上げたNeutronのように謎リサンプリングはされていない模様。
DSDの対応状況について、ここで写ってるマゼンダはDSD256(11.2Mhz)のとき。DSD256(12.4Mhz)は再生できなかった。つまりDSD256までの44.1Khz系DSDなら再生できそう。この辺はまあできないアプリのほうが多いし、対応してなくてもまあしょうがないところではある。
最大の問題は、タスクキルすると再生が止まる点。正直、メディアプレーヤーとして使い物にならないので、最低限ここはどうにかしてほしいところではある。
このアプリを見て思ったのは、ソニーが自社製品以外のスマホで、自社製品以外のUSBDACを使えるアプリを無料で提供したということ。DSEEがまさか(公式で)使えるとは思っていなかったので、自由度がある点は素晴らしいアプリだと思う。
まあ、肝心の使い勝手はhiby musicにも劣る(プレイリストの有無、スキャンフォルダ設定の可否の点)ので、結局Androidでマジメに音楽を聞くならUSB Audio Player Pro かHF Playerというのは相変わらずでした。
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