少し前にまとめたことがあるけれど、当時は動画もなく文章だけでわかりにくかったので再度まとめてみる
比較動画はこちら。
自分は普段ライブ映像を中心に見るので、とりあえず比較に使ってみた。
FluidmotionもSVPも実写にはあまり強くないという話を聞いたので、まずアニメではなく実写での確認をしてみる。
FHDの1/4サイズでキャプチャしてしまったので、実際よりもヌルヌル感はかなり控えめに感じられるため、いつか比較動画を取り直す予定。
フレーム補間ありとなしでは、まずカメラのパンによる相対的な被写体の移動が滑らかになることによって、全体的に「コマ落ち」感がなくなることが全体的な傾向として挙げられる(後半のライブ映像)。FluidmotionとSVPでは、SVPのほうが補間が強く働く部分がある(1:35~36付近)一方で、映像のシャープさは全体的にFluidmotionのほうが優れている(1:27付近の木の杭?や2:15付近等)。SVPはモーションブラー(意図的に移動ベクトルの方向にぼかす)がわりと強くかかるのかもしれない。こちらのほうが実際に目にみえる状況に近く見える。
SVPの環境はGPUのパワーに影響されるようなので、GTX1070以上のGPUを積んでたりCrossFire環境だとまた変わってくるのかもしれない。FluidmotionはRX480をOCする前とした後であまり変化はなかったので、FluidmotionはGPUパワーにさほど影響しないといえる。GPU周波数は、SVPだと上限に張り付かず1388Mhz前後を維持し、Fluidmotionは上限で安定して張り付く。その分SVPよりも消費電力は高くなるが。
また、アニメで比較したところ、地デジソースのアニメ(ts抜きしたもの)はフレーム補間されているものの、滑らかさがなかった。これは元24pの映像が30iとして放送されているからで、逆テレシネ変換をしてあげれば滑らかに再生されるはず。だがSVPの設定を変更してもうまく行かなかった。アニメでもソースが24pならなめらかなフレーム補間が得られる。
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