2018年4月24日火曜日

Android間のファイル転送ツール 「FastFileTransfar」

今回はAndroid間でファイルを転送するためのツール「FastFileTransfar」(以下FFT)を紹介する。

FastFileTransfar
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このツールは、3種類の方法で端末間のファイルを転送することができる。
それは「Wifi」「テザリング」「Wifi Direct」の3つ。
Wifi…同一ローカルエリア内の端末同士
テザリング…片方をテザリングしてもう片方がそこにアクセスする
Wifi Direct…両方の端末がWifi Directによって接続される
大体似た方法だが、下2つは速度に優れ、一番上は汎用性がある(テザリング・WiFi Direct非対応の端末でも送受信可能)
よほど古い端末を使わない限り、WifiDirectモードが使えるので、基本的にこのモードについて解説していく。

初期設定。
立ち上げると、まずテザリング用のパスワードの設定を求められるが、使用しないので適当な文字列を入れておく(後で変更可能)。
続いて、「Setting」の「Connectivity Modes」の設定。
ここでは受信側と送信側で同じ項目にチェックを入れる必要がある(未検証&未確認)。
基本的にWifi Directのみにチェックを入れておけばOK。


もう一つ、端末設定のWifiDirectの名前に2バイト文字が入らない様にすること。


送受信について。

受信側カメラ付いている場合
送信側
このアプリのSENDタブからでもできるが、各種ファイラーからインテントが使えるので選択→共有→FFTとすすめる事もできる。
送信準備が完了したら、QRコードが表示される。


受信側
FFTを起動し、RECEIVEタブからYESを選択してQRコードを読み込むと転送が開始される。

受信側カメラ付いていない場合
送信側(又はAndroid側)
このアプリのSENDタブからでもできるが、各種ファイラーからインテントが使えるので選択→共有→FFTとすすめる事もできる。
送信準備が完了したら、QRコードが表示される。


受信側(又はWindows側)
1つ目QRコード下にかかれているSSIDとパスワードを入力し、2つ目のQRコード下にかかれているIPアドレスをChrome等のブラウザに入力する。

フォルダ単位で送信する場合は「BROWSE FOLDERS」、ファイル単位で送信する場合は「BROWSE FILES」から選択し、SENDで送信が開始される。


PC(Macは未確認)とandroid間の送受信にも使える。その場合は、受信側がandroidだろうがPCだろうが「受信側にカメラがついていない場合」の手順で行う。ただし、同一LAN内に繋がっていれば「WifiDirect」より「Wifi」のほうが手間がかからないので、使用前にFFTの設定を変更しておく。



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