2018年12月11日火曜日

DX200 Android 8.1 Oreo アップデート (Add on)

Android 6.0から8.1へのアップデートに関しての覚書。
非公式アップデート(Add-on by Lurker for iBasso DX200 firmware, Android 8.1)を行う際は自己責任で。


手順


ここ参照。
簡単にまとめると
※追記:公式アップデートの日本語解説はこちら
  1. Swift Backupでアプリのバックアップ
  2. iBasso公式よりAndroid8.1のROMをダウンロード
  3. 同梱のPDFに従ってドライバをインストール
  4. 同梱のAndroid Toolを使ってAndroid 8.0にアップデート
  5. 再起動するので初期設定画面になったら電源を切る
  6. 公式アップデートはここまで
  7. ここから最新のAdd onをダウンロード
  8. 同梱のtxtに従ってAdd onのインストール
  9. Androidの初期設定
  10. Play Storeの認証
こんな感じ。
ちょっとめんどくさいのは、公式ROMを焼くたびに初期化されること。
Android6.0の時点でSwift Backupにてバックアップを取ることをおすすめする。
Androidのアプリバックアップで有名なTitanium BackupはAndroid8.1のDX200において何故か使えないのでこちらのアプリを使う。



変更点・既知のバグ

公式やGithubに書いてないことを中心にまとめる。
バグは個人環境による。


(公式)

  • Google Playには対応しないので、野良のマーケットが2つ、インストールされる。これによって、無料アプリのインストールは楽になる。
  • とにかく軽い。


(Add on)

  • root管理がSuperSUからMagiskに変更:Magiskのアップデートは文鎮化に繋がる可能性があるので基本的にしない。
  • タスク画面からプレーヤーを終了させると曲再生が止まる
  • スクショできない→設定にスクショの項目かできた
  • HF Playerが「USBDACを初期化中」のままになる(音は出るがプレイヤー画面の操作は受け付けなくなる)
  • USB audio player pro(以下UAPP)は非常に不安定なのでhiby musicがおすすめ→現在は解消
  • hiby link対応



操作は8.1のほうが圧倒的に軽い。バッテリー持ちも6.0に比べ改善されている。

UAPPのバグ(?)はLurker氏のGithubの設定の環境で、以下の現象を確認済み。
・左右のトラックが逆転する
・USB Audio使用時、ボリュームが変更不能になる
1.06.041-L1.17時点で全て解消

参考:UAPPをAndroid 8.1 Lurker Add onで使う場合

上記不具合を暫定的に対処する方法があるので紹介する。



  • 左右トラックの反転
これはハイレゾダイレクトドライバの影響なので、Android内臓ドライバを使用するか、USB Audio(←これ)をSTARTさせてUSB DACモードを使用すればハイレゾダイレクトドライバを使用せずに再生が可能。当然ビットパーフェクトのほうがいいので、USB DACモードをおすすめする。
USB AudioのActive PlayerはUAPPに変更しておく。



  • USB Audio時、ボリュームが変更不能
左右トラックの反転をUSB DACモードにて回避すると、こちらの問題が発生する。これはUAPP側の設定ではいじれないので、ボタンのリマップアプリでなんとかする。

Button Mapper: Remap your keys

各種権限を許可した後、以下のように設定する。


残念ながらスリープ中は反応しない。このアプリでなくとも同等の機能があればそのアプリでも可。

また、44.1Khz/16bitのバグは別問題なので回避できない。

UAPPはUIが非常に優れているので使えないのは非常に惜しいが、Neutronかhiby musicを使うのがいいだろう。


総評

Android 8.1になったことで、起動時間と短縮や操作の軽量化が進んだので、基本的にはアップデート推奨。しかし逆に音楽再生に関しての安定性が若干不安なので、今後のアップデートに引き続き期待していきたい。

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