自分はNoteの初代機が出た頃からのNote難民で、Note edge以降国内販売は無くやっと発売されるかと思ったNote7はやらかして発売中止。
ずっと機種変のタイミングを探ってて、ようやく色々なタイミングがちょうど合ったので、待望のNoteデビュー。
外観
大きさはGalaxy S9+よりわずかに大きい。S6edgeからするとだいぶ大きい。
edgeスクリーンとは言われているが、S6edgeに比べるとnote9はedgeがないと思えるぐらいに控えめ。その分、両サイドのラインがなめらかになって、角を感じないのでグリップ感は非常に良い。手の小さい人でも落とすことはないと思う。
背面もガラス(?)で高級感と質感を両立している。背面の両サイドも全面と同じようにラウンドになっているので、手によく馴染む。カメラも指紋認証もほぼ面一で机においてもガタつかない。その分異様に滑りやすく、少しの傾斜でも容易に滑って落ちる。
ハードスペック
S845・RAM6GB・128GBとハイエンドモデルにしては一般的な構成で、特に優れるパフォーマンスを持つわけではない。しかし、冷却に気を配っているためS6edgeほど発熱することは一度もない。そこまでハイスペックなゲームをしていないのかもしれないが、高輝度で動画を長時間見ても体感温度はほぼ変わらないのは優秀。
全機種のnote8やS9+よりもバッテリ容量が増え、バッテリー持ちはかなりいい。今まではbluetoothを使うときだけオンにしていたが今では常時つけっぱなしでも気にならなくなった。
本体の充電に関して、USB PDとQC2.0に対応している。QC2.0ポートからの充電では「通常充電」との表示にしかならないのが謎。
カメラはf値が可変(1.5 or 2.4)という面白いギミックをもち、望遠側レンズと合わせて2眼あり、手軽に凝った写真が撮れるのも良い。しかしプロモードの撮影で、望遠レンズが使えないのが残念だった。
イヤホンジャックは健在。
Sペン
noteシリーズの目玉であるSペンとそれに関するアプリについて。note9からSペンはBluetoothを搭載し、簡単なリモコンとして使えるようになった。スマホのスタイラスとしては最も完成度が高いと思う。タブレットも含めたスタイラスだとApple Pencilが最強だが、スマホというサイズに大きな制限のある中では十分な精度と追従性を持っていると思う。
Sペンを出したときのエアコマンドでGalaxy noteを起動するように設定しておくと、とっさのメモには便利。個人的には、ウィジェットに直接書き込める機能があればよかったと思う。
Galaxy note限定の「手書き手帳」というアプリがあるが、手書きしたものを自動認識してカレンダーに登録してくれれば素晴らしいアプリだったが、ただペンで書けるジョルテというだけのアプリでちょっと勿体無いなと思った。
総評
Androidスマホは、以前は不具合が多く「いかにサクサク動くか」という点がかなり重要な要素であったが、OSの完成度が高まってきた現在では「サクサク動くのは当たり前」という前提が生まれてきた。そのなかで個性のある機種として、noteは非常に面白いシリーズだといえる。samsungはスマホスタイラスに関するノウハウも持っているので、とにかく「完成された」機種だなという感想が強かった。
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