トラックボールの利点は、何より必要スペースが狭いこと。
いろいろな資料を広げて作業する際にあったほうが便利だと思い、トラックボールの購入を決めた。
購入にあたっての条件
- bluetooth対応であること
最低条件。サブPCのsurface Pro 3での使用も考えると、Bluetooth対応は必須事項。
- PC切り替え機能
2台のPCで使う際に、再ペアリングは手間。
正直トラックボール初心者なので、他にあったほうがいい機能とか思いつかなかった。
トラックボールといえば、操作方法が大きく3種類あるようだ。
- 親指
- 人差し指&中指
- 手のひら
これらの条件を満たすトラックボールはELECOM、Logicool、ナカバヤシなどで出ているが、非BluetoothのワイヤレストラックボールM570の評価が高かったLogicool製のMX ERGOを購入した。
Logicool MX ERGO 実売約1万
本体は類似品のトラックボールに比べやや厚みがあるため大きく感じやすいが、実際使ってみると手の小さい自分でも十分にボタンをカバーできるので、手の大きさによらず使えそうである。本体がずっしりくるので、椅子の肘掛けなどにおいて操作しても本体がふらつくことがないので安定して使用できる。上述の通り厚みがあるため、持ち運びメインでの使用は難しい。
ホイールは軽めで静かだが、クリック音はかなり響く。特に静かな図書館などでは使っている側が気になるほどである。
底面の金属プレートは取り外し可能で、マウスの角度を替えるギミックは至って単純であり、耐久性に優れている。
ペアリングの仕方は本体底面のガイド通りなのだが、一つ注意点があってBluetooth LEに対応していないとペアリングできないようである。
Bluetooth LEはBluetooth 4.0以降で対応するので、もしノートPCやタブレットPCでの使用を予定しているなら、購入前に必ず確認したほうが良い。
デバイスマネージャ→Bluetooth内に「Microsoft Bluetooth LE Enumerator」の有無を確認し、あればBluetooth LE対応なのでペアリングできる。
「Microsoft Bluetooth LE Enumerator」がなかった場合、MX ERGOのペアリングができない可能性があるが、付属のUnifyingレシーバーを利用することで使用可能。しかし、ノートPCやタブレットPCだとただでさえ少ないUSBポートを一つ埋めてしまうので、他製品にしたほうが無難かもしれない。

ペアリング後、暫くたつと自動でLogicool Optionのインストールを勧めるポップアップが表示されるので、それにしたがってインストールすればキー割り当てが可能になる。
接続先の切り替えのレスポンスは割と早く、Unifying接続では1秒以下、bluetooth接続だと2~3秒程度。
実際にしばらく使ってみて思ったのは、親指だけでトラックボールをホールドするのが思ったよりも難しいということだ。慣れるのに時間はかかるので人差し指タイプのトラックボールのほうが細かい操作はしやすいと思う。ただ、今回購入する条件ではピンとくるものが見当たらなかったので、結果的にMX ERGOに落ちついてよかったと思う。
不満点としては、他のレビューにもよく目立った「ホコリが溜まりやすい」ということぐらいだと思う。
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