2020年11月14日土曜日

Galaxy Note 20 Ultra 5G 購入

 Galaxy Note9(以下N9)からの機種変。思ったことなどを適当に。


 並べるとNote20 Ultra(以下N20U)がめちゃくちゃでかいのがわかる
 
端末スペックや使い方、カメラ作例などはネットの海に腐るほどあるので省略。

N9からの変更点

個人的に戸惑ったとこをあげてみる。完全に慣れの問題なので使いやすいか使いにくいかは別。
  • 音量ボタンが左→右
  • 背面指紋認証→画面内指紋認証
  • ペンホルダーが左→右
スクショ時のボタン組み合わせ(音量-&電源)がN9ではそれぞれ片側にあったが、N20Uでは全て右側なのでかなりの違和感。スマホを握り込むみたいにしてスクショをとれたN9のほうが良かった。
音量ボタンの位置変更に伴って電源ボタンの位置が下がったため、画面を消そうとして誤爆することがある。
スマホを左手で持ってペンを右手で抜くので、N20Uでは充電ケーブルなどが刺さっているとケーブルが邪魔に感じる。
最も多かった誤爆がN9の癖で背面指紋認証しようとN20Uのカメラ(台)を触ってしまうこと。自分の指が短いのでかろうじてレンズそのものは触っていないが108MPカメラ横が指紋だらけになってしまった。また、画面内指紋認証だとセンサーの位置が触覚的にも視覚的にもわかりにくいため、指紋センサーの感度/精度とは別の次元でうまく解除できないことが多かった。N20Uの指紋センサーの感度/精度自体は十分で、よく分からない中華の全面吸着ガラスフィルムをつけた状態でもしっかり認識してくれる。背面指紋認証だと置いたまま解除できないという欠点もあるのでどちらがいいかは一概に言えない。

N20Uの利点

  • ペンの精度UP
  • 120Hz
Noteシリーズの存在意義はカメラでも大画面でもなくSペンなので、その基本性能がアップデートされたのは非常にありがたい。それ以外の細かいアップデートも手書き周りの性能アップにつながるものはどんどんやっていってほしい。
とは言ったものの、120Hzがペンの書き心地に左右しているかはぶっちゃけ微妙。というのもiPad Proなどの大画面であれば、ペンの移動量も増えるのでそれだけ差を敏感に感じやすいが、N9やN20U程度のサイズの画面だとインパクトは薄い。ただ低遅延を謳ってるだけあって、N9よりは精度の向上を間違いなく感じられる。N20Uにガラスフィルムを貼って使ってみたが、意外とガラスフィルムによる視差がペン使用時において意外にも大きいことに今更気づいた。N9でもガラスフィルムを使い続けていたため、Sペンの精度がそれほど良くないものだと思い込んでいた。普通の薄いフィルムで使う場合、ペン先が細い分精度の面においてはApple PencilよりもSペンのほうが優れているかもしれない。
ペンの使用感として120Hzの恩恵はイマイチな気がするが、それ以外の使用感には絶大な恩恵がある。大画面のタブレットの方がダイナミックな動きを滑らかに感じやすいのは先ほど述べたとおりだが、スマホの方が画面が小さい分同じ情報を得るためには画面を動かす回数は多くなるので、そういった面での軽快さを如実に感じる。N20Uではおそらくバッテリー寿命のためだろうが、FHD+の場合でしか120Hzを有効にできないという制限があるため、高精細か滑らかさのどちらかを捨てなければいけない。個人的には滑らかさをとったほうが体感は明らかに向上する。ただし、FHD+の場合はYouTubeの1440p以上の画質は再生できないという欠点もある。

N20Uのカメラ

ごちゃごちゃと設定できる部分が多いUIはそれほど苦に感じないたちだと思っていたが、あれこれいじる前にギブアップしてしまった。これが歳なのか…。
とりあえずざっと見た範囲では、静止画/動画共にプロモードで結構制約があるようだ。せめてプロモード時に広角/超広角/望遠の切り替えができるようにしてほしい…
セルフカメラはベゼルレスに伴ってパンチホール化したが、ダークモードで使ってるのもあって全く気にならない。ゲームする時も違和感ゼロ。

N20Uの欠点

これは明らかに一つ、カメラがデカすぎることだ。
手書き端末なのに置いて書けないほどガタガタするのは致命的。片側に寄せるぐらいならせめて中央に寄せたり全体のバランスを考えて欲しかった。カメラと同じだけ他の部分を分厚くすると重量や持ちやすさの面で大きなマイナスになるのは想像できるので、そうならなかっただけマシだと思うがもう少しなんとかならなかったのかな、と思ってしまう。

総評

実は、N9からの乗り換えで最も性能向上を実感したのはSペンでも120Hzでもカメラでもなかった。意外に思うかもしれないが、スマホの基本スペックを担うSoCのパワーアップを強く感じた。ただそれはゲームとかそういう一般に'重い処理'ではなく、単にネットサーフィンをしている時にそう感じ。毎年毎年モバイル向けのSoCのスペックはどんどん上がり、それに伴いスマホ向けのWebページの広告やギミックもどんどん重くなっているため、今でも重量級のゲームがそこそこ遊べる程度のS845であっても、「たかが」ネットサーフィンが思ったよりももたつく。ネットサーフィンなんかミドルで十分、とは徐々に言えなくなってきているのかもしれない。
ハイエンドSoCが役立つゲームシーンでは基本的に不満はないが、やはり音ゲーには向かない。もうこれはAndroidのOSの仕組み上仕方ないことではある。120Hz対応のゲームが増えるとより真価を発揮するはずだ。
スマホの基本とNoteシリーズの基本、どちらもアップデートされ性能的には不満のないN20Uではあるが、本体価格15万という値段を考えると高すぎるなぁと思いつつも、落とし所としては良くも悪くもなるほど感のある完成度だなとも思った。

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