2023年4月9日日曜日

Mokibo Folio (Fusion Keyboard) のその後

 以前レビューしてから結構経ったので改めて。前回と重複する部分もあるかも。

タッチパッド周りについて

Mokiboの最大の特徴はタッチパッドなので、ここの使い勝手が一番重要である。前回レビュー時にもまとめたので軽くにはなるが、タッチパッド自体の精度以前にそれ以外の不具合が目立った。タッチパッドが一切反応しなくなったり、タッチパッドに触れていないのに左クリック連打の状態から戻らなくなったりと暴走することが非常に多かった。
そのほか前回レビュー時には気づかなかった点で、特に使い勝手が悪いなと感じたのはタッチパッドオン/オフモードが保存されないことだ。タッチパッドオフの状態で20分ほど放置するとオートスリープになり、キー入力されるとスリープが解除される。この時タッチパッドがオンの状態でスリープ解除されてしまう。イヤホンやスマホの充電ケーブルなどがキーボードに触れると、勝手にカーソルが飛んでしまうので結構めんどくさいなぁと思った。スリープ時以外にも、デバイス切り替えも同様にタッチパッドがオンの状態で接続される。

電源ボタン(リセットボタン)

このキーボードは電源のオンオフはマグネットでできるため、物理ボタンがない。開いたらそのまま電源がついているのはとても便利だ。しかし、上述のタッチパッドの暴走のほか、shiftやfnキーを長押しするとランダムにキーが入力され続ける(主に数字や記号)といった暴走をすることがしばしばある。電源のオンオフで解消を試みるも、ボタンがない本機種はカバーを開け閉めしなければならないのでかなり不便。せめてリセットボタンをつけるか、充電ケーブルを挿すと再起動するとか、とにかくカバーの開閉以外でリセットする手段が欲しかった。そもそもこんな不具合は無くしてほしい

まとめ

全部の機能がまともに動けば使い勝手はいいものの、フラストレーションがたまるタイプの不具合が多いのが残念だ。最初のレビューよりもはっきり言って印象は悪くなった。最低限、ソフトウェアアップデートで暴走だけでも直してほしい。







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