以前のデュアルSIMを自動切り替えする方法(Tasker)でADB Wifiの有効化について色々調べてわかったことをまとめる。
参考サイト
基本的にはここに載っているレシピの組み合わせで動く。以下わかりにくかったところを中心にまとめていく。
誤解ポイント
ADB Wifiを有効にするために、2つのステップを踏まないとだめらしい。
自分はそこを誤解してたのであれこれやってもうまくいかなかったみたい。
その2つのステップとは、①ワイヤレスデバッグのペア設定と②ADB Wifiの有効化だ。
①だけでもADB Wifiは使えないし、②だけだとそもそも有効化ができない。
①ワイヤレスデバッグのペア設定
設定 > 開発者向けオプション > ワイヤレスデバッグ
をタップしてオンにする。
その後、「ペア設定済みのデバイス」に「@localhost」を含むデバイスが存在していればペア設定ができている状態だ。
②ADB Wifiの有効化
adb tcpip 5555
で有効化する。このコマンドを実行するためには上記のペア設定が必要、ということらしい。
改良版レシピ
①ワイヤレスデバッグのペア設定
ここのレシピをインポートする。
Taskerに「ADB_Wifi_Enabler」というプロジェクトがインポートされる。
プロファイルの「ADB_Pairing」以外のプロファイル、タスクは使用しないので削除する。
このレシピを実行するのに別途AutoInputが必要になるので、画面に従って必要なアプリをインストールする。
念の為、AutoInputの設定は再度しておいたほうがいいかもしれない。
1.AutoInput UI Query の設定で鉛筆マークからAutoInput UI
Queryを開き、「Variable
Setup」を押してからペアリング画面に行く。この状態でAutoInputの通知を開き、Acceptを押してAutoInput
UI Queryに戻るとペアリング画面に表示されていた文字列が選べる。
ここでほしいのはIPアドレスとペアリングコードなので、どちらもチェックを付けて変数にする(IP→ip_port、コード→pairing)。
②ADB Wifiの有効化
ここのレシピをインポートする。
「Enable ADB Wifi on Boot」のタスクに名前をつけておく(Enable ADB
Wifiなど)と他のプロファイル/タスクからも実行できるようになるので便利。
一つだけ変更点があるので以下のように修正する。
- 20.転移 の if 条件を *Use wireless debugging* から *アドレス*に変更
使用方法
まずはプロファイル「ADB_Pairing」をオンにして、設定 > 開発者向けオプション
> ワイヤレスデバッグ
をタップしてオンにする。続いて、「ペア設定コードによるデバイスのペア設定」をタップしてコードを表示させる。その画面で音量UPボタンを長押しするとペア設定が始まる。端末の許可を求められたら常に許可すると、「ペア設定済みのデバイス」に「@localhost」を含むデバイスが表示され、ペアリング完了となる。
この画面で音量UPを長押しする。 反応がなければ何回か試すとうまくいく。 |
続いてADB Wifiの有効化は、Enable ADB Wifiを手動で実行すると有効化できる。
再起動ごとに実行が必要なのは②ADB
Wifiの有効化だけで、①は一度実行すれば大丈夫だ。
「Enable ADB Wifi on Boot」をオンにしておくと、再起動時に②ADB
Wifiの有効化を自動でやってくれる。
おまけ:SIM切り替えの改良
前回の課題で、データ超過を監視したいが良い方法が見つからないところで終わっていたがいい方法を思いついたので改良してみた。
ここからインポート。
改良点としては、データ超過の通知を受け取ったら、それをグローバル変数に保持し、翌月1日の0時にリセットするようにしてデータ超過を監視することにした。
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